Windows7 (x86) でまったく問題なく Windows ライフを満喫していたのだけれども、最近になって少し問題が発生した。それは、
VMware vSphere Client が Windows7 上で動かない
と言うこと。
これは何も OS の種類が x64 だからと言うことはなく、ただ単に VMware vSphere Client が Windows7 をクライアントとしてサポートしていないだけの話。
泣かぬなら、泣かせてみようホトトギス、ということで今回は強引に VMware vSphere Client を Windows7 上で動かしてみたので、ここに記載したい。
作業手順
以下の方法で進めることにする。
- Microsoft .NET 3.5 SP1 に含まれる System.dll のコピー、もしくはダウンロード
- VpxClient.exe.config の編集
- 環境変数の編集
以上で問題なく、VMware vSphere Client が Windows7 上で動作する。
Microsoft .NET 3.5 SP1 に含まれる System.dll のコピー、もしくはダウンロード
VMware vSphere Client はその動作に .Net 3.5 のコンポーネントを使用している。このため、このファイルを Microsoft .NET 3.5 SP1 がインストールされた既存の PC から USB メモリなどを使用してコピーし、
%ProgramFiles%\VMware\Infrastructure\Virtual Infrastructure Client\Launcher\Lib
に設置する。
それがめんどくさい、もしくはそんな PC 複数もない!という方はこちらからダウンロードできるので試してほしい。Heiko’s site
VpxClient.exe.config の編集
次に VpxClient.exe.config を編集する。
中身は XML で記述されているので、見慣れている人も多いと思う。この中の 12,13,14 行目を追加する。追加し終わったファイルは以下のようになる。(ハイライト表示されているのが今回追加した行。)
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<configuration>
<system.net>
<connectionManagement>
<clear/>
<add address="*" maxconnection="8" />
</connectionManagement>
</system.net>
<appSettings>
<add key = "protocolports" value = "https:443"/>
</appSettings>
<runtime>
<developmentMode developerInstallation="true"/>
</runtime>
</configuration>
環境変数の編集
次に環境変数を設定する。
ほかのウェブサイトなどでは起動用のバッチファイルを作成する方法が多いみたいだけど、あまりエレガントではないと個人的には思っている。よって、ここでは環境変数を変更することにした。
コントロールパネル→システムの設定→詳細設定→環境変数
ここのユーザー環境変数とシステム環境変数の両方に以下の設定を追加する。
DEVPATH=C:\Program Files (x86)\VMware\Infrastructure\Virtual Infrastructure Client\Launcher\Lib
以上で、問題なく VMware vSphere Client が動作する。
関連書籍など

ふとしたことから SMTPサーがーが必要になった。
そこで、いつも通りに FreeBSDに sendmailでも入れて動かすか、と思っていたんだけどそういえば Ubuntuにもサーバー版のディストリビューションがあったなあと思いつき、入れてみることにした。
結論から言えば、設定簡単すぎて笑ったぐらい
なんだけど、GUIを一切入れていないので、それはそれで少し詰まったこともあり、同じような思いの人もいると思うから記事にしてみた。
isoファイルをダウンロードする
リンクはこちら
ちなみに 9.04はサポートが 2010年まで。8.04は驚異の 2013年まで。サポートとか考えるともちろん 8.04だけど、個人用途だし、どうせローカルでしか動かさない SMTPなので今回はこれで
ちなみにダウンロードの時、64bitがデフォルトになっている。最近のハードウエアだと 32bitを入れる事もないと思うけど、一応メモ。
VMwareでインストールする環境を整える。
まずはいつも通りに新規仮想マシンを作成する。ここは今までいろいろと解説してきたし、最近は VMwareユーザーも増えてきたと言うことで、わかりやすく簡素に記述することにする。
- 仮想マシンの新規作成 {構成-標準}
- OSの種類 {Linux-Ubuntu 64bit}
- メモリの割り当て {512Mbytes}
- ハードディスクの割り当て {8GB}
これで設定は完了!実際にインストールしてみましょう!
インストール時に必要な設定項目たち
Choose language
まずは言語の選択。うちの環境の場合、日本語を使うことはないので、迷わず Englishに。キーボード配列を気にする人もいると重いけど、これはあとで設定できるので、ここではこの設定で行くことにする。
Partition disks
インストールするパーテションの種類を選択する。
今回は、何も考えずに Guided – use entire disk and set up LVMを選択。これで仮想マシンに割り当てた8Gのディスクすべてを ubuntuで使うようになる。
インストールするディスクの選択。これはさきほど割り当てた8Gを使うので、何も考えずに、エンター。
最後に確認を求められるので、ここでもエンター。
パーテションの使用量の設定。ここでは、全容量があらかじめ画面に出てくるので、何も変更するつもりが無ければエンター。
最終確認画面。エンターですすむべし!
Select and Install software
ここではセキュリティアップデートをどのように処理するかを選択する。
もちろん、お約束として No automatic updatesを選択。ある日突然動かなくなっていました、というのは昔よくあった話。
俺、このアップデートが終わったら○○するんだ・・・。
Software selection
これ超便利!
あらかじめ使用目的が決まっている人は、ここで全部パッケージを選択することができる。うちの場合は自分で入れる、というアマノジャクなのでスキップ。
Finishi the installation
ここまでくれば完了。あとはリブートして完了!
おつかれさまでした!
お薦めの書籍
やっていることは以前書いた、Windows7のiSCSIイニシエーターを接続するの回とほとんど同じ。
ただ、freeNasで接続できなかった iSCSIですが、WSS2008だときちんと接続できて、しっかり運用できていますよ、というお知らせと、同じようなキーワードで悩んでいる人用のメモ。
ESXi4.0上で iSCSIイニシエーターが有効になっているかどうかを確認する
まずはここが有効になっているかどうかを確認する。作り方はfreeNASの時と全く同じなので、ここでは割愛する、
WSS2008上の Windows Firewall with Advanced Securityの設定にルールを追加する
iSCSI Targetを入れただけでは Windows Firewall with Advanced Securityの設定が変更されていないので、手動で追加してあげる必要がある。
画面右上の New Ruleをクリック
New Rule -> Port をクリックして次へ。
TCP – Specific Local Ports : 3260
iSCSIは TCPの3260ポートを使用する。よってこの場合、この値を入力し、次へ。
Actionで動作を指定する
Allow the connectionを選択して次へ。
適応する Profileを指定する
今回はすべてに適応するので、3つともチェックボックスを付けて次へ。そうすると作成するルールの名前を聞かれるので適当に(今回の場合だと iscsiとした)名前を付けて、設定完了。
ルールが作成されていれば設定完了
しっかりと画面上に先ほど作成した iscsiが設定されている。
ESXi4.0の iSCSIイニシエーターのプロパティの動的検出で WSS2008の IPアドレスを入力する
設定するのは FDQNでも IPアドレスでもかまわないんだけど、僕の場合は IPアドレスを入力するようにしている。(Internal DNSが落ちた時用
)
再スキャンの実施
画面右上の再スキャンをクリック。待つこと数十秒。WSS2008で設定した iSCSI Targetが見えていれば認識は完了。
WSS2008の iSCSIターゲット上へ ESXi4.0のデータストアを追加する
いつものとおり、ディスクの追加をクリックすると先ほどマウントしたディスクが見えるはずなので、これをマウントする。もちろんフォーマットなどが必要になるけど、迷わず次へ。フォーマットに1分ほど待たされるけど、ちょっと待つ。
データストアが正常に見えていれば設定完了
お疲れ様でした
その他のスクリーンショットなど
なかなか記事に書けなかったんだけど、うちでは監視ツールとして Cactiを使用している。
MRTGとか、Nagiosとかいろいろとソフトは世の中に多いけれども、僕が使用しているのは CactiEZっていう勇士が集まって1つの LiveCDっていうか、ISOにしてくれているやつ。
自前ですべて構築していた時期もあったけれども、今はこれ1つですんでいる。メリットは何かというと
- 32bit、64bitのいずれでもインストールができる。
- インストーラーが優秀。
- syslog-ngが最初から入っていて、しかもそのまま動く。
RRDtoolsって自前で動かそうとするとライブラリの依存関係が複雑で、結構ハードルが高いのだけれども、こいつを知ってしまうと、なかなか自分で構築しなくなってしまうほど楽。
ここでは 64bit版の CactiEZを、VMware ESXi4.0上にインストールして設定までを解説しています。
つうわけで、早速インストールと設定。
ISOファイルのダウンロード
画面右上の ISOをクリックして、ファイルを保存するだけ。後はそのままドライブにセットして立ち上げるだけなんだけど、ここで気をつけなくてはいけないのは、インストールする OSの種類を 32bitか 64bitか選んだら、後は何も設定するところがないこと。つまり認識しているハードディスクをフォーマットして勝手にインストールまでやってくれるのである意味究極の最終兵器です(笑)。
仮想マシンの作成と設定
CactiEZ v0.6が使用している OSは CentOS 4.xなので、ESXiで用意されている Red Had Enterprise Linux 4 (64bit)が使用できる。そのほかのディスク容量とかはお好みに応じてどうぞ。うちだとsyslogサーバーも兼ねているので 20Gほど割り当てた。
インストール
先ほども記述したけど、この CDは本当に何もすることがない。
起動時の画面で、32bitならそのままエンターを押せばよいし、64bit版を入れるのであれば、64と入力してエンターを押すと、そのままインストールが始まる。
インストール後の設定とデフォルトのパスワードなど
インストールしたままで使用できる CactiEZだけど、少し設定しておかなければいけない項目が何個かある。それを以下で解説する。また、各種設定画面に入るためのデフォルトのパスワードがあるので、ここで解説する。
デフォルトの設定とパスワード
初期ログイン IDとパスワード
user: root
pass: CactiEZ
cactiへのログイン IDとパスワード
user: admin
pass: admin
webminのアドレス
https://serverip:10000
設定すべき項目
初期 IDとパスワードでログインしたら、以下の項目を設定すれば、完了!
rootパスワード変更
# passwd
ネットワーク起動設定
# netconfig
設定が終わったらサービスを再起動する。
# service network restart
ローカルタイムの設定(日本時間へ変更)
# cp -a /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
NTPの設定と変更
# vi /etc/ntp.conf
開いたファイルの
server 0.pool.ntp.org ← この行を変更 (うちの場合だと、server ntp.nict.jp)
server 1.pool.ntp.org ← この行を変更
server 2.pool.ntp.org ← この行を変更
NTPサーバ再起動
# service ntpd restart
そのほかのスクリーンショットなど
ESXi4.0になっていろいろな機能が追加されていて、ネットワークのスループットが早くなったとか、負荷が上がったときにほかのマシンが影響をあまり受けなくなったとか、ほかのサイトやニュースでも出ていると思う。
今回は、地味な機能であまり取り上げられていないけど、結構これっていいんじゃない?と思っている機能を1つ紹介する。それが、ディスク領域をオンデマンドで割り当てる、シン プロビジョニングだ。
ESXiのディスク管理は非常にシンプルで、仮想マシンを作成する際に、そのマシンが使用するディスクをギガバイト単位で割り当て(コミット)る。割り当てられたディスクはその容量の1つのファイルとしてデータストアに以後、存在し続けることになる。
ところが、仮想マシンによっては認証サーバーのように、ディスクの容量をそれほど食わないし、必要なときに自在にサイズを変更できたらいいのに、という物も多く存在すると思う。
前置きが長くなってしまったけど、こうしたニーズに対応するのが ESXi4.0になってから新しく搭載されたシン プロビジョニングって訳で、以下設定方法。
新規仮想マシンの作成 ディスクの作成タブで指定する

実際には20Gバイトほど割り当てているのだけどれど、その下の領域をオンデマンドで割り当ておよびコミット(シン プロビジョニング)にチェックを入れて次へをクリックし、仮想マシンの作成を完了する。
下の例は、実際に Windows Server 2008をセットアップしたときのデータストアの容量。

赤く囲った枠を見てみると、マシンの作成時に20Gバイト割り当てたにもかかわらず、実際には10Gバイトほどのディスク容量になっているのがわかる。
これ、ADとかには最高にいいね、と思った