少し話が前後してしまうけど、ここでホスト名とクロック(時刻)の設定を行いたいと思う。本当はNEC IX 2015 初期設定 その4 NTPとsyslogの設定より前にするのがベストだと思う。(今更言うなよ)
まずはタイムゾーンと時間を設定する。
大切なのはタイムゾーンだけ。時刻に関して言えば、後でNTPで同期をとるので、007ばりに時刻を合わせる必要はない。
Router(config)# timezone 9
Router(config)# clock 23 01 0 24 04 2009
Router(config)# show clock
Friday, 24 April 2009 23:01:18 +09 00
ホスト名の設定
ここではgilbertという名前を設定する。
Router(config)#hostname gilbert
gilbert(config)#
ちなみに余談だけど、ギルバートって言うのはアリゾナの小さな町の名前です。昔近くに住んでいました。

最初に設定すべきだったけど、すっかり忘れていました(苦笑)。
イベントメッセージをコンソールに出力するように設定する。
まずはサービスを起動。
gilbert(config)# event-terminal start
% Started event output.
それからログをとるバッファの指定。
このバッファがいっぱいになったら上書きするか、そこでログを止めるかで設定することができるんだけど、デフォルトで上書きしていくので、ここではバッファだけ設定する。
gilbert(config)# logging buffered 4096
ルーターの起動時に、一定時間はログをはかないように設定する。
デフォルトだと180secなので、これは少し長すぎ。
gilbert(config)# logging event-delay startup 60
最後に、ログを出力させるレベルと、タイムスタンプの設定をして終了。
gilbert(config)# logging subsystem all warn
gilbert(config)# logging timestamp timeofday
ちなみに、ログの出力レベルは以下の通り。
大は小を兼ねる、になっていて、1がエラーだけ。5がデバッグ。
最初は4のinfoを指定したんだけど、メッセージが多すぎてえらいことになったので中止(笑)。
gilbert(config)# logging subsystem all ?
error -- 1.Error conditions (important message only)
warn -- 2.Warning conditions
notice -- 3.Normal but significant conditions
info -- 4.Informational messages
debug -- 5.Debugging messages (all messages)
ファームウエアも無事にあがったので、ここからは実際に設定に入っていきたいと思う。まだインターフェースにIPを振っていないので、引き続きコンソールからの接続。
NTPを設定する
ここでは自分が昔から使っているインターネットマルチフィード(MFEED)から情報を引っ張ってくることにする。
gilbert(config)# ntp server 210.173.160.27
gilbert(config)# ntp server 210.173.160.57
gilbert(config)# ntp server 210.173.160.87
gilbert(config)# ntp interval 3600
gilbert(config)# ntp ip enable
syslogの設定
うちの場合だと、10.1.1.90ってアドレスにsyslogサーバーがいるので、ここにsyslogを(ルーターのIP、10.1.1.5から)はき出すように設定する。
gilbert(config)# syslog ip host 10.1.1.90
gilbert(config)# syslog ip source 10.1.1.5
gilbert(config)# syslog facility kern
gilbert(config)# syslog ip enable
設定が終わったら、ログの送信ステータスを確認する。
gilbert(config)# sh syslog statistics
Sent Discarded
error 0 0
warn 0 0
notice 0 0
info 0 0
debug 0 0
まだ何も出ていないようだ。

パスワードの初期化もできたので、いよいよ設定に入っていきたいのだけれど、いかんせんファームウエアのバージョンが古すぎたりするので、しっかりと最新版にバージョンアップしたいと思う。
ファームウエアは各自、自分で用意してください。ここで書かれても提供することはできません。あしからず。
もうすでにこれを書いているときはファームをあげてしまったので、簡単に書くけど、手順としては以下の通り。
- 現在のフラッシュの中身を確認
- TFTPサーバーからファームをダウンロード
- 先ほどのファームがきちんと格納されていることを確認して既存のファームを削除
- リブート
- ファームが2で落としたものに変わっているかを確認
それでは早速やってみましょう(笑)。TFTPは、うちはFreeBSDでサクっとたてちゃいました。
1. 現在のフラッシュの中身を確認
gilbert(config)# sh fla flash
Length Name/status
2692291 ix2010-ms-7.2.16.ldc runnable
[2692291 bytes used, 4319458 available, 7011749 total]
6912 Kbytes of processor board System flash (Read/Write)
<span style="color: #333333;">
2. TFTPサーバーからファームをダウンロード
gilbert(config)# tftp get 10.1.1.50:ix2010-boot-22.3-gate-ms-8.3.13.rap ix2010-boot-22.3-gate-ms-8.3.13.rap
...........................................................................................................
...........................................................................................................
..................................................
TFTP transfer complete
3. 先ほどのファームがきちんと格納されていることを確認して既存のファームを削除
<pre>gilbert(config)# show flash
Length Name/status
2692291 ix2010-ms-7.2.16.ldc runnable
4317074 ix2010-boot-22.3-gate-ms-8.3.13.rap runnable
[7009365 bytes used, 0 available, 7009365 total]
6912 Kbytes of processor board System flash (Read/Write)
gilbert(config)# erase ix2010-ms-7.2.16.ldc
Now erasing ix2010-ms-7.2.16.ldc please wait...
gilbert(config)#
4. リブート
gilbert#reload
Notice: The router will be RELOADED. This is to ensure that
the peripheral devices are properly initialized.
Are you sure you want to reload the router? (Yes or [No]): y
5. ファームが2で落としたものに変わっているかを確認
gilbert(config)# sh fla
Length Name/status
4317074 ix2010-boot-22.3-gate-ms-8.3.13.rap runnable
[4317074 bytes used, 2748706 available, 7065780 total]
6912 Kbytes of processor board System flash (Read/Write)
#show ver するのわすれた・・・。

今までの設定をして、しばらくヒートランしてみたので、その結果を簡単に掲載したいと思う。
まずはスループットからだけど、PPPoEでいきなり80Mbpsをたたき出しているのはすごいと思う。IX2015にはIPSecこうそくかのためのソフトウエアセットが標準で入っていて、IPsecでもしっかりと60Mbpsぐらいは出てくれるらしい。

それからCPU使用率と温度についても貼り付けてみる。
CPUについてはある程度トラヒックと連動しているのがわかるけど、温度が全く上がらないってのはすごい。恐れ入りました。


今回は簡単にここまで。
