
発売が間近に迫り、RTMもすでに登場しているので、そろそろみなさんも、Windows7へ移行しようかな、とかアップグレードしちゃおうかな、と考えていると思う。
今回は、Windows7へのアップグレードを行うにあたり、忘れてはいけない5つのことを自分の備忘録もかねて公開したいと思う。
RTM = ”release to manufacturing”
その1 ハードウエアのスペックは十分か?
やっぱ来たか、って感じで少しがっかりした人、すみません!
でもまずはハードウエアのスペックを確認した方がいいでしょう。
マイクロソフトからのリリースによると、Windows7は Vistaとほぼ同等のスペックで動作が可能、となっているけれども、それよりもむしろ、Windows XPなどからアップグレードする人の場合は使用している周辺機器(ビデオカードなど)のドライバに Windows7もしくは Vistaのものが用意されているかどうかを確認する必要がある。
是非ともメーカーのサイトから、一度確認して欲しい。
その2 ソフトウエアは正常に動作するか?
いろいろなソフトが出回っている Windowsなので、自分の使っているソフトが正常に Windows7で動作するかどうかを是非とも確認して欲しい。
僕の周りでは、RC (Release Candidate)で動作していたのに、RTMになったとたんに動作しなくなっていた、というのもある。
特にアンチウイルスやスパイウエアの除去など、Windowsのシステムに大きく関係してくるソフトウエアは注意が必要だと思う。
その3 メールや住所録などのバックアップは完全か?
これ、よくやるうっかりミスのうちの1つ。
砂金のソフトウエアのほとんどは、アプリケーションの保存ファイルを MyDocuments以下に作成するようになっていて、問題はないと思う。
また、最近ではクラウドが進んでいるので、バックアップをローカルに持たせているのではなく、各会社のネットワーク上に持たせている場合も多いと思う。
うちの場合などは、Bookmarkやパスワードのファイル、そして ATOKの辞書ファイルなどは、自前のサーバーにバッチで1日に1回、自動的にバックアップをとるようになっている。よって、サーバーにログインしてファイルの最終更新日時を見るだけで大丈夫だった。
その4 インストールするのは 32ビットか 64ビットか
ぶっちゃけ、どっちでも良いと思うけど、以下に簡単なメリットデメリットを書いておく。
64ビット版をインストールするメリット
- 最大使用可のメモリが4G以上になる(たぶんこれだけ)
64ビット版をインストールするデメリット
- ビデオカードなどのドライバがそろっていないことがある
- 16ビットアプリケーションが動作しない
32ビットのアプリケーションについては非常に互換性が高くエミュレーションしてくれる。これは WOW64という Windowsのエミュレーション・システムで、これのおかげでユーザーはほとんど意識することなく、32ビット版のアプリケーションを使用することができる。
その5 インストールするエディションを決めているか?
以下のように多くのエディションが存在するが、詳細はこちらのページを見てもらえればわかると思う。
- Starter — 同時起動アプリが3つまで
- Home Basic — アプリ起動制限はないが、エアロ使えず
- Home Premium — エアロ使える —ちなみに、 ここまでドメイン参加できず
- Professional — ドメイン参加可能 — BitLockerなどの機能が使えず
- Enterprise — すべての機能が使える Enterpriseと Ultimateは販売形態の違いのみ
- Ultimate
と上記のようになっている。
Starterは、無いわな、と思っているので、ほとんどの人が Home Premiumになると思っている。逆に、ドメインに参加する必要がある人ならば、素直に Ultimateに行っておいた方が後々問題が無くて楽だと思う。
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最近IXを全くといっていいほど触っていなかったけど、2ヶ月ほど使っていた pfSense だとやっぱりレスポンスとかいろいろな面でIXに劣るかな?と思ったので、メインルーターをIXに置き換えてみた。 あらかじめ断っておくと、pfSenseもよいソフトで、1CD router としては最高の性能だと思う。ただ、うちだと ESXi の上で動いていて、ほかの仮想マシンでI/O周りの付加が増えると、これに引っ張られてルーターの性能も少しだけどもっさりしてしまうことが何回か発生していた。
IX 2015 の初期設定を済ませる
今回も中古で買ってきた筐体に全く新しい機器を入れるという考え方なので、初めての人でもこれに沿って設定していけば家庭用ルーターとしては十分に使えるレベルになるとおもいます。(特定のポートをあけるNATとかしてなければね。)初期設定でやるべきことは以下。
- 設定を初期化する(スーパーリセット)
- ファームウエアを最新にアップデートする
- 使うインターフェイスを決める
ちなみに上記のスーパーリセットとファームのバージョンアップの仕方はすでに過去に書いているので、初めてこのページを見た方はページ上部のサイトマップから、当該ページを表示してみてください。
それでは実際にインターフェイスをどのように使うかを決めてから、設定に入っていきたいと思う。
使うインターフェイスとサービスを決める
IXの場合実は細かくいろいろと制約があって、PPPoE用の設定をするインターフェイスはサブインターフェイスじゃないといけないとか、結構最初の頃はハマった。結構皆さんもはまるところだと思うので、ここで書くことにしました(笑)。 結局、うちの場合だと以下のような設定にしました。
インターフェイスの設定
- WAN (PPPoEインターフェイス) : FE0/1.1 (IPはプロバイダによる動的割り当て)
- LAN : FE0/0.0 (192.168.1.254)
使用するサービス
- DHCPサーバー機能 :会社や自宅ですでに別のDHCPサーバーが動いている場合は不要。
- NAPTサービス :これを使わないと、LAN側に接続されているPCなどから外部に通信ができないです。
- PPPoEクライアント :これはもちろん必要。IXにPPPoEを処理させるようにする。
- PPPoEアカウントの準備:使用するプロバイダーのPPPoEアカウント用IDとパスワードを準備してください。
実際の設定
今回はリセットしてホスト名も決めていない状態だったので、以下のように設定した。
Router# enable-config
Router(config)# ip route default FastEthernet0/1.1
Router(config)# proxy-dns ip enable
Router(config)# ip dhcp profile lan1
Router(config-dhcp-lan1)# dns-server 192.168.1.254
Router(config-dhcp-lan1)# exit Router(config)# ip dhcp enable
Router(config)# ppp profile adsl
Router(config-ppp-adsl)# authentication myname my-router@xxx.nec.com
Router(config-ppp-adsl)# authentication password my-router@xxx.nec.com my-passwor
Router(config-ppp-adsl)# exit
Router(config)# interface FastEthernet0/0.0
Router(config-FastEthernet0/0.0)# ip address 192.168.1.254/24
Router(config-FastEthernet0/0.0)# ip dhcp binding lan1
Router(config-FastEthernet0/0.0)# no shutdown
Router(config-FastEthernet0/0.0)# interface FastEthernet0/1.1
Router(config-FastEthernet0/1.1)# ppp binding adsl
Router(config-FastEthernet0/1.1)# ip address ipcp
Router(config-FastEthernet0/1.1)# ip napt enable
Router(config-FastEthernet0/1.1)# ip tcp adjust-mss 1414
Router(config-FastEthernet0/1.1)# no shutdown
各コマンドの解説
前述のコマンドでほぼ問題なく一般家庭のルーターとして使用できるようになるけれども、何をどういう意味なんじゃい、という方もいると思うので、いかに簡単に解説します。
ip route default FastEthernet0/1.1
デフォルト・ルートの設定です。 インターフェイスを自分で変更している場合は、ここも変更しないと、パケットが外に出て行けません。
proxy-dns ip enable
プロキシDNS機能を有効化します。 これを設定することによって、IXがDNSサーバーの代わりになり、LAN側からのリクエストに対して代理応答します。ちなみに、実際はIXがISPのDNSにクエリを投げているんですけどね。
ip dhcp profile lan1
dns-server 192.168.1.254
DHCPサーバ機能のプロファイル”lan1″を定義します。プロキシDNS 機能を使用するため、端末に通知するDNSサーバのIPアドレスは、 FE0/0 (FastEthernet0/0.0)のIPアドレスとなります。
ip dhcp enable
DHCPサーバ機能を有効化します。先ほども書いたとおり、DHCPサーバーをほかに立てている場合はここは不要です。
ppp profile adsl
authentication myname my-router@xxx.nec.com
authentication password my-router@xxx.nec.com my-password
PPPoE接続に必要なユーザ名とパスワードを、”adsl”という名前を付けてプロファイル化します。 実際に設定するときは、IPSの名前などをつけるとわかりやすいかもしれません。また、パスワードの設定にはIDを打つこともお忘れなく!(コピペミスじゃないです)
ip dhcp binding FE0/0
FE0/0(FastEthernet0/0.0)からDHCPクライアントに対し、 DHCPプロファイル”lan1″に基
づいて設定情報を送信します。 DHCP機能を使用しない場合には必要ありません。
ppp binding adsl
FE0/1(FastEthernet0/1.1)のPPPoE接続は、プロファイル”adsl”に基づいて行います。
ip address ipcp
FE0/1(FastEthernet0/1.1)のアドレスはIPCPで取得します。 IPCPというのは Internet Protocol Control Protocol の省略なのですが、簡単に言えばISPがユーザーに対して割り振る機能をIPCPと思ってくれればよいです。(DHCPのキャリア版)
ip napt enable
NAPTを有効化します。これにより、動的にNATがかかって外から中に入ってくることができます。
ip tcp adjust-mss 1414
インタフェース FastEthernet0/1.1 から出力される TCP ヘッダの MSS 値を、1414 バイトに書き換えます。フレッツなどの接続の場合は、これを設定しないとパケットのフラグメントが起こりやすくなります。つまり、文字はきちんと表示されてるけど、画像が出ないなんてばあいはここを疑った方がいいです。
