突然ですが、データセンター作ることにしました:第3回 現地調査に行きました
自前でグリーンなデータセンターを作るべく奮闘していますこのシリーズですが、ようやく第3回をアップできます。今回、この記事が初めての方は、ぜひとも以下もあわせてご参照ください。
今までは卓上での電気料金の計算などが主でしたが、費用感も含めて、実感がだんだんとわいてきましたので、現地へ実地長蛇に行くことにしました。一緒になってデータセンターを作る仲間も見学に参加しましたので、結構な数で、楽しかったです。
場所は東京都に近い、埼玉県のとある市です。都内からは電車で 40 分程度とアクセスに優れているので、車でなくても、電車でもアクセスすることが可能なこと頃がうれしい場所です。
また、首都圏からも適度に離れているため、大都市災害時のDR/BCPサイトとして今後、ますますこうした大都市近郊方のデータセンターのニーズが増えるのではないかと予想したことから、今回この場所を選んだと言っても過言ではありません。(完全なこじつけです。)
データセンター 室外の様子
使っていない家を使わせていただける、という話でしたが、これは本当に人が住んでない感じがバリバリ出てます。ですが、建物そのものとしては、鉄骨で出来ていますので、そこそこ頑丈そうです。
「これで我々は、あと 10 年は戦える」 by マ・クベ
ぶっちゃけた話、今回エアコンなどを新しく買う予定でしたので、最低でも 5 年は使いたいと思っていました。この作りなら、5 年は必ず持ってくれそうです。
データセンター 室外の様子
前述の写真にあった、2 階部分をお借りする予定です。
室内は、以前まで物置として使われていたようでした。今回、家の持ち主の方が、事前に荷物を全部どかしてくれたようです。感謝です。部屋の広さは、結構広くて、元々2 部屋あったものを 1 部屋として使われていたようで、部屋の広さがやや変則的ですが、15~20 畳ぐらいはありそうです。
ただ、耐荷重が心配でした。
実際に歩いてみると、それほど柔らかくはないものの、19 インチラックを入れて、中にブレードサーバーを入れようもんなら、おそらくは床が抜けて、サーバー類がそのままフリーフォールするというラピュタ状態になりそうです。
ムスカになりたくはないので、どうするものかと友人たちとしばしブレスト会議(笑)。
- 部屋の梁と平行に、長いつっかえ棒を数本設置する。
- そのつっかえ棒の上に、底板を設置して、加重を分散させ、梁に重さを支えてもらう。
- そしてその底板の上に、サーバー類を設置する。
という方向でまとまりました。
既存の電源環境など
次の問題は電源です。
残念なことに、この建物は長く人が住んでいなかったということもあり、ブレーカーを含めた電源環境があまり良くありません。ブレーカーの写真を見ていただくとわかるように、このブレーカーと線材に常時 15A 流そうものなら、火災が起きそうな感じでした。
よって、ここでも友人たちとブレスト会議です(笑)。
- 電気料金を明確にするためにも、電気メーターを新たに設置する。
- メインの分電盤 (PDF) を、今回の部屋の壁面に設置する。
- 子分電盤 (IDF) は電気屋さんに作ってもらう。
- 電源は、200V にする。
ということになりました。
本当は全部の IT 機器を 200V で効率よく運用したいのですが、調べてみるとかなり高いんですね、200V の UPS が。ヤフオクでも結構な値段がします。うーん。。。
100V と 200V の電気の効率の差はだいたい 3% といわれていますので、この 3% のために、どこまで投資するかということが判断ポイントのような気がします。これについては、秋葉原の巡回をステータスにしている友人がいますので、彼に UPS の掘り出し物があれば、購入するように依頼をかけています(笑)。
今後のスケジュール
今回の電源工事で、少し話が変わってきましたので、簡単にスケジュールを組み直しました。
- 電気料金の算出 ← 完了
- エアコンの電気代の算出 ← 完了
- 現地調査 ← 完了
- 電源工事費用の見積もり(現地調査含む) ←完了
- データセンターを本当に始めるかどうかの意志決定会議 ←完了
- 電源工事 ←来年 1 月中
- エアコン設置や床補強などの内装工事 ←来年 1 月中
- 回線の敷設、引き込み ←来年 2 月中
- 運用開始 (Day1) ←来年 2 月中
すでに東京電力さんと、地元の電気屋さんには予約をしていまして、見積もりも概算ですが、出ています。1月中に電源工事を終わらせて、2月から運用開始、似こぎ着けたい考えです
関連アイテム
関連記事:
- 関連記事はありません




